ルクセンブルクでの新生活も、もうすぐで始まって2ヶ月になります。10ヶ月の留学期間のうちの20%が過ぎました。
果たして20%という割合は大きいのでしょうか、それとも小さいのでしょうか。
iPhoneユーザーの方は、この通知に出会うことがあると思います。iPhoneに限らず、一般的なものかもしれません。
僕はバッテリーの消耗し切ったiPhoneSEを使っているので毎日この通知に出くわします。iPhoneSEは古いですが、根強い人気を誇る機種です。手に収まるサイズ感がいいのです。先日、音量調節のマイナスボタンが反応しなくなってしまったので、ついに相棒の余命宣告を受けた気分です。死んでしまう前に新しい機種にデータを移殖しなければいけません。人間も将来はこうなるのでしょうか。
iPhoneSEは20%は少ない、小さい割合だと思っているようです。20%「しか」ないよ、ということをいちいち知らせてくれます。
僕の感覚では、留学期間が20%「も」過ぎてしまった、です。
充電は100%から次第に減っていくものですが、留学滞在期間は0日から次第に増えていくという違いもあります。コップに半分だけ入った水を「しか」と捉えるか、「も」と捉えるかという話もどこかで聞いたことがあります。
捉え方次第ですね。
ここで、僕の時間割を紹介します。
始めに目に付くのは、Poetry and other arts でしょうか。週に2日あり、一度の講義は3時間15分続きます。ブログで一度触れましたが、教授の人柄が大変良く、内容も興味を惹かれる内容だったので楽しめました。ただ、課題文献や調べ学習の量が手に負えないくらい多かったので、平日の空き時間と休日は常に頭がポエトリーでした。
この講義がつい先日、終了したのです。1コマの長さは通常の2倍で、週に2日やるわけですから、4倍の速さでなくなってしまいます。
つまるところ、これまでの留学生活を支配していたものから解放されたので、大きな時間の余裕が生まれたわけです。
束縛のない時間に何をするべきか。これは大変難しいことです。そして何をするべきか決めても、その通りに行動できるのかは全く別の問題です。
僕が今何をするべきなのか。端的に言えば、「一人で生きていくための準備」です。
現在思い描いていることをマニフェストのような形でここに記そうかと思いましたが、長くなるので避けます。
今後の投稿を通して進捗を共有できるように努めます。
読者の方と切磋琢磨できるように、自戒の念を込めて